生命点: /
持ち物:

Version 1.1.5
by Clark & Co.
Android Game Books Vol.1


Clark & Company
©2014-2020












冒険の手引き

昔懐かしいゲームブック形式のRPGゲームです。
各パラグラフの最後に書かれた選択肢を選んで物語を進めてください。

生命点について

あなたは10点の生命点(HP)を持って冒険を始めます。生命点は負傷や病、空腹によって減少し、0点以下になると冒険は幕を閉じます。
物語のいくつかのパラグラフでは失った生命点を回復出来ますが、生命点には上限があり、最初の段階では18点以上に増やすことはできません。
現在の生命点は画面下に表示されます。

持ち物について

あなたは冒険の途中でいくつかの持ち物を手に入れることがあります。ある持ち物は冒険の重要な鍵となりますが、中には何の役にも立たない持ち物も存在します。
所持している持ち物は画面下に表示されます。

セクションについて

先頭に、

という記号が描かれたパラグラフは、複数のパラグラフのまとまりからなる「セクション」の冒頭を表します。冒険が失敗した場合、各セクションの冒頭からやり直すことができます。
また、セクションの冒頭ではそれまでの冒険を記録(セーブ)できます。記録した冒険は、アプリを閉じた後もタイトル画面から再開できます。

文字の大きさについて

文字の大きさは「設定」から変更できます。

ゲーム・クリア

本作の物語には複数の結末が用意されています。ゲームクリア後、あなたには辿り着いた結末に応じた「称号」が与えられます。獲得した称号はタイトル画面に表示される「トロフィー」の項目から確認できます。また、ゲームクリア後はボーナス・コンテンツがタイトル画面に追加されます。


これでこのゲームの説明は終わりです。 物語を始める クレジットを表示 タイトル画面に戻る

クレジット

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素材提供

『迷宮審判』では、以下のサイトの音声素材を使用しています。
びたちー素材館
ポケットサウンド/効果音素材
魔王魂

おことわり

本作はフィクションです。登場する魔法やモンスターは架空のものであり、現実の魔法やモンスターとはおそらく関係ありません。 タイトル画面に戻る

残念ながら君の生命点は0以下になってしまった。
視界が薄れ、意識が遠のいて行く。これが「死」なのだろうか。

14へ

14


君の冒険は終わった。

Dead End



前のセクション冒頭に戻る
タイトル画面に戻る

招待


君は痛む頭を抱えながら、暗がりで目を覚ます。
ジメジメした湿気と血の匂い。やがて、暗闇に目が慣れると共に、少しずつ記憶も甦ってくる。

なんという不運だろう。
旅人として「魔法の都トラス」を訪れた君は、到着早々、へまをして街の警備兵に逮捕されてしまったのだ。金持ちの財布をすろうとしたとか、酒場の飲み代を踏み倒したとか。あるいは、人ごみに押されて貴族の隊列を乱したとか、路上の喧嘩に巻き込まれたとか、君自身の責によらない些細な罪だったかもしれないが、今となってはそんなことは問題ではない。
余所者である君はろくな審理を受けることもなく、トラス市政府独特の犯罪者の処分方法として悪名高い、この「審判の迷宮」に放り込まれてしまったというわけだ。 この街へ来る前に耳にした噂を思い出す。
都市国家トラスの地中に拡がる、この驚異の地下迷宮はどのように作られたのか。いつ、だれが、何のために?
そんなことは知る由もないが、一つだけ確かなのは、ここから脱出した人間が皆無ではないということだ。

ある者は類まれなる武勇を活かし、またある者は神をも恐れぬ大胆さと強運によってこの迷宮を脱出した。そして、ある者は腕前を見込まれて闘技場の花形剣闘士となり、ある者は軍のエリート部隊にスカウトされ、またある者は迷宮で見つけた財宝を元手に富を築いたという。迷宮からの脱出は単に無罪放免となるだけでなく、人々の賞賛の対象ですらあるのだ。

希望が無いわけではない。
問題は脱出に成功した者が、ここに放り込まれた者の一割にも満たないという事実だ。

落下による負傷と飢えと渇きにより、君の生命点は8点減った状態からスタートする。
(君の本来の最大生命点は18点あるが、現在の生命点は10点しかない)

さあ、ページをめくりたまえ!
探索を開始する あきらめる

14


君の冒険は終わった。

Dead End
『井戸の底の屍』



前のセクション冒頭に戻る
タイトル画面に戻る

井戸の底

冒険を記録する あらためて周囲を見渡してみる。

石壁に囲まれた直径3m程の円形の空間。頭上には高さ6mほどの堅穴が伸びており、仄ほのかな明かりの差し込むその開口部には鉄格子が嵌はめられているのが見える。恐らくはあそこから落とされたのだろう。
まるで、大きな枯れ井戸の底にでも落ちたような格好だが、異なるのは横壁の一か所に人一人が通れるほどの横穴が開いている点だ。

横穴の先へ進む 竪穴を登ってみる

分岐


横穴はごつごつした岩がむき出しており、一見すると天然の洞窟のようだが、よく見るとハンマーやツルハシで荒く削り出されているのが分かる。
君が四つ這いになって進んでいくと、暗がりを小さな尻尾のある生き物たちがカサカサと逃げていく。こんなじめじめと不快な穴蔵を這い進んでいると、まるで自分もドブネズミになったかのような気分だ。

横穴はしばらく進んだ先で二手に分かれている。
右の道はしばらく先で広くなっており、その先から明かりが差し込んでいる。
左の道は狭く、暗く、湿気が漂ってくるように感じる。
君は、 (右へ)明かりの射す道へ進む (左へ)暗く湿った道へ進む
しばらく進むと、坑道は左右に走る幅4メートル程の人工的な通路に行き当たる。
通路の中央には幅1メートルほどの水路があり、右から左へ汚水が流れている。噂に名高いトラス市地下水道網の一部だろうか。 下水道の右、上流側はすぐそこで塞がっており、壁には鉄格子が嵌はまっている。鉄格子の向こうからは松明の明かりが差し込んでおり、様々な物音と人の気配がする。下水道の左、下流側にはまっすぐな通路が続いているが、その先は暗闇に包まれ、どの位の長さまで続いているかは覗うかがい知れない。
下水道通路を進む 分岐へ引き返す

下水道通路

冒険を記録する
君が横穴から地下水道の通路に踏み出すと、鉄格子の向こう側がにわかに騒がしくなる。
鉄格子の向こうには数人の兵士がおり、その内の三人が君に向けて弓を向けているではないか。

「ウサギが来たぞ!最初に当てた奴は銀貨一枚、頭に命中させた奴には銀貨二枚だ」
挑発するかのように、一人の兵士が君の足元に向けて矢を放つ。鏃が石の床に弾かれて乾いた音を立てる。

「さあ、走れ!!ドブネズミめ!」
ウサギの次はネズミか、そんなことを思いながら君は脱兎のごとく走り出す。
地下水道の奥へ逃げながら、君は通路の端にうずくまっている古い死体を見つける。哀れな犠牲者は死んだ後も標的代わりにされていたのか、針山のように無数の矢が刺さっている。
その傍らには死者の持ち物であったのだろう、一枚の丸盾が転がっている。

君は、 まっすぐに走って逃げる 矢に当たらぬようジグザグに走る 丸盾を拾って矢を防ぐ
君は全力で地下下水道の奥へと走る。
左の脹脛ふくらはぎに焼けつくような痛みを感じ、背後でどっと歓声が上がるのを聴く。
君は矢傷により生命点2点を失う。
だが、どうやら兵士達は君を本気で殺したいのではなく、ただ退屈を晴らしたいだけのようだ。何本かの矢が君を掠かすめて石の床に当たるが、走り続けるうちに飛んでくる矢の数は少なくなっていく。

距離にして百メートルは走っただろうか。それまでの空腹と衰弱、負傷により君は思った以上に疲労し、奥の暗闇に辿り着く頃には息も絶え絶えになる。 次へ
君は矢が当たらないようにジグザグに移動しながら地下水道の奥へと走る。
何本もの矢が君を逸れて前方に飛んでいく中、一本の矢が君の肩を掠かすめる。激しい痛みを感じると同時に、背後でわっと歓声が上がる。
君は矢傷により生命点1点を失う。
だが、どうやら兵士達は君を本気で殺したいのではなく、ただ退屈を晴らしたいだけのようだ。何本かの矢が君を掠かすめて石の床に当たるが、走り続けるうちに飛んでくる矢の数は少なくなっていく。

距離にして百メートルは走っただろうか。それまでの空腹と衰弱、負傷により君は思った以上に疲労し、奥の暗闇に辿り着く頃には息も絶え絶えになる。 次へ
君は死者の傍に走り寄ると、そこに落ちている丸盾を拾い上げる。
盾は君の半身を隠すほどの大きさがあるが、じっとしたままでは到底、矢弾を防ぎきれるものではない。
君は盾を背にして頭や背中を守りながら地下下水道の奥へと走る。
君は丸盾を入手した。
君の防御点は1点になった。
幾度か激しい衝撃音がして、何本かの矢が背中の盾に刺さったのを感じる。だが、もう少しで逃げ切れるかと思ったその時、左の脹脛ふくらはぎに焼けつくような痛みを感じ、背後でどっと歓声が上がるのを聞く。
君は矢傷により生命点2点を失う。
だが、どうやら兵士達は君を本気で殺したいのではなく、ただ退屈を晴らしたいだけのようだ。何本かの矢が君を掠かすめて石の床に当たるが、走り続けるうちに飛んでくる矢の数は少なくなっていく。

距離にして百メートルは走っただろうか。それまでの空腹と衰弱、負傷により君は思った以上に疲労し、奥の暗闇に辿り着く頃には息も絶え絶えになる。 次へ
息が絶えるまで走り続けると、ようやく下水道通路の終わりが見えてくる。
正面には鉄格子の壁と扉があり、そこにはトラス語で"危険 立ち入り禁止"と書かれた看板が取り付けられている。
その手前の左の壁には、この通路に入った時と同じような横穴がある。

通路が暗くなり、君を狙う矢の数は少なったとはいえ、いつまでもここにじっとしている訳にはいかない。
正面の鉄格子の扉にはいる 左の横穴に入る

汚水槽


君は鉄格子の扉を開けて中に入る。
だが、一歩踏み出した途端、真っ黒な床のように見えた場所に足が沈み込んで君は驚く。
そこは表面にタールが浮いた下水道の汚水溜めだったのだ! 君は危うく溺れそうになりながら、肩まで汚水に浸かってしまう。真っ黒なタールがべっとり体にまとわり付き、油と生ごみ、汚物の交じり合った強烈な悪臭が鼻を刺激する。
君は悪臭と汚染により生命点1点を失う。
本能が一刻も早くここから脱出するべきだと訴えかけてくるが、同時に、こうなった以上はどうにでもなれというやぶれかぶれな感情も芽生えてくる。
君は、 外へ引き返す 汚水溜めの中を探索する
君は汚水溜めの探索を開始する。
体を動かすたび、汚水溜めの中からは刺激臭のあるガスが噴出する。
君は悪臭と汚染により生命点1点を失う。
汚水溜めの奥には細い排水口があるだけで、入ってきた扉の他に出口はない。
その時、泥溜めの中を探る手が何かを掴む。
(サイコロをタップして何が見つかったか判定すること)
指先に小さな金属片が触れる。
拾い上げて調べると、それはどうやらコインのようだ。粘りのある泥がまとわりつき、印面までは読み取れない。
君は古びたコイン2枚を入手した。

汚水の表面にボコボコと泡が弾ける。淀よどんだガスが排出されず溜まっていくためか、段々と呼吸が苦しくなってくる。 引き返して横穴に進む さらに探索を続ける
汚水の中を手探りしていると、棒状の物体に手が触れる。
引き上げてみると、それは刃渡り50センチほどの小剣だった。錆びついて刃こぼれも酷いが、丸腰でいるよりはましといったところか。
君は錆びた小剣を入手した。

汚水の表面にボコボコと泡が弾ける。淀よどんだガスが排出されず溜まっていくためか、段々と呼吸が苦しくなってくる。 外へ引き返す さらに探索を続ける
汚水の中を手探りしていると、棒状の物体に手が触れる。
引き上げてみると、それは鉱山の採掘に用いる「ツルハシ」だった。随分と傷んでいるし、まともな武器になるとは思えないが、丸腰でいるよりはましといったところか。
君は「ツルハシ」を入手した。

汚水の表面にボコボコと泡が弾ける。淀よどんだガスが排出されず溜まっていくためか、段々と呼吸が苦しくなってくる。 外へ引き返す さらに探索を続ける
汚泥の中で体を動かす度に、タールの表面にボコボコと黒い泡が表れては弾け、刺激性のガスを噴き出させる。悪臭だけではなく、喉の奥がひりつくような痛みを感じ、君は激しく咳込む。
君は悪臭と汚染により生命点1点を失う。
さらに探索を続けていると、指先に小さな金属片が触れる。
拾い上げて調べると、それはどうやらコインのようだった。粘りのある泥がまとわりつき、印面までは読み取れない。
君は古びたコイン一枚を入手した。
汚水溜めからは悪臭と共にガスが噴出し、次第に呼吸するのが困難になってくる。
外へ引き返す さらに探索を続ける
悪臭を堪えながら君は探索を続ける。
君は悪臭と汚染により生命点1点を失う。
不意にタールの水面からあぶくが上がったかと思うと、ヘドロが持ち上がって醜悪な怪物が姿をあらわす。 ぶよぶよとした体で腐肉や汚物を喰らう怪物、ヘドロ喰らいだ!

ヘドロ喰らいは緩慢な動きながら、大口を開き、君を捕食しようと掴みかかってくる。
戦闘開始だ。
君は両手を挙げて降伏のジェスチャーをする。
「グゲ……ゴゴ……ゴギ…」
ヘドロ喰らいは動きを止めると、警戒するように君を観察し、首を傾げる。


ヘドロ喰らいがどのように誕生したかは諸説ある。
神々に反逆した哀れな生き物が、罰として呪いを受けた姿だという説。なんらかの原因で地下世界に追いやられた種族が、そこに住む腐肉食性の軟体生物が融合して誕生したという説。古代魔法王国の魔術師が、下水道の汚物を分解し、「詰まり」を防ぐために作った魔法生物だという説。
いずれの説をとるにせよ、彼らの生態はその名前を聞けば明らかだ。
この醜悪極まる生き物はトラスのような大きな都市のドブや下水道に棲息し、そこに溜まる汚物や腐肉を喰らうことを生きがいとしているのだ。

ヘドロ喰らいはその二本の腕こそ人間じみてはいるが、到底、理性や知性を持った生き物とはいえない。
ならば、なぜ降伏しようなどと考えてしまったのだろう?

ヘドロ喰らいのぶよぶよとした両腕が君をがっちりと掴む。物凄い握力で、いくらもがいても逃れることが出来ない。ヘドロ喰らいの巨大な口が顔いっぱいに広がり、君の頭部を丸呑みする。 次へ
君は汚水溜めから脱出し、元の下水道通路に戻る。 無事抜け出したのは良いが、次第にタールが固まって皮膚がピリピリと痛みだす。 まだ矢は飛んでこないが、いつまでもここにじっとしている訳にはいくまい。
君は通路の左の壁の横穴に入ることにする。 次へ
下水道通路から左の横穴へ入る。
そこは天然の岩盤を荒く削り出した様な坑道で、立って歩けるほどの高さがある。壁や天井には発光性の苔が生え、坑道内をぼんやりと照らしている。
しばらく進むと曲がりくねった道の凹みに、黒の僧衣を着た男が倒れている。近寄ってみると男は既に息をしておらず、だいぶ前に亡くなっているようだ。
君と同じ投獄者でここまで逃げて息絶えたのか、背中に二本の矢が突き刺さっている。 死体を調べる 先へ進む
君は男が確実に死んでいるのを確かめ、慎重に死体を調べる。
男は三十歳ほどか。死因は矢傷で、死んだのは数日前といったところだろうか。
修道士のような丈の短い僧衣を着ており、首にサソリのような生き物をあしらった護符アミュレットを下げている。 気になるならこの護符を持っていても良い。 (「サソリの護符」を手に入れる)
さらに死体を調べると、腰帯に鹿革の鞘に納めたナイフを差しているのを見つける。
気になるならこれも持っていくこと。 (ナイフを手に入れる)

ここにいてもこれ以上することはなさそうだ。埋葬する道具もなければ、そうしてやる義理もない。
こうはなるまいという自戒を込めつつ、死者に別れを告げて君は坑道を先へ進むことにする。 次へ

三叉路


緩やかに蛇行する道を百メートルほど進むと、坑道が二手に分かれている。
右の道からは、かすかに風が流れ込んでおり、新鮮な大気を感じる。
左の道からはムシムシとした湿気が漂い、かすかな熱気が感じられる。
どちらも曲がりくねっていて道の先がどうなっているかは分からない。 (右へ)風が流れている道へ進む (左へ)湿気の多い道に進む
君は右の道を進む。

くねくねと曲がる坑道をしばらく進んだところで、君は前方で物音がした気がして足を止める。
音のした方をじっと観察するが何も見えない。足音を立てないように少しずつ近づいてみる。

何かが動いた気がして足を止める。
目を凝らした途端、はっと息を飲む。
大きな黄色い目玉がこちらを見つめている。凸凹した岩陰の薄暗がりに、その生き物の輪郭が浮かび上がる。
巨大なネコに似た動物。洞穴ライオンだ! トラスの郊外では農園の家畜を襲うことで知られる害獣だが、寒くなると地面に掘った巣穴や天然の洞穴に潜って冬を越すという。こいつはどこかの巣穴から迷い込んだ一匹なのだろうか?

洞穴ライオンは長い牙を剥き出し、低い唸り声をあげる。 全速力で後ろに逃げる その場でじっと待機する 無謀にも襲い掛かる
君は野獣に背を向け、死に物狂いで坑道を逃げる。
洞穴ライオンはあっという間に追いつくと、君の背中に飛び掛かる。君の数倍はあろう巨体にのしかかられ、硬い地面に押し倒される。
獅子は君の頭に噛みつき、その牙は君の頭蓋骨を貫く。
君は咬傷により生命点15点を失う。

君の人生はここで最後の旅程を終え、君の肉体は働きを止める。
苦痛に叫びをあげた君の口は開かれたまま、恐怖に見開かれた目は開いたまま。それを閉じてくれる者もいなければ、墓穴を掘る者も、君の死を知る者もいない。
だが最早、それになんの意味があるというのだろう?
死の鞭が塵を舞い上げ、黒衣の天使が君に最後の接吻を与えに舞い降りてくる。 次へ
君は恐怖をこらえて獣から視線を逸らし、じっと待つ。にらみ合ったままでは、戦う気だと思われるかもしれない。鼓動が高まるのを感じる。
わずかに視線を動かして様子を探ると、洞穴ライオンもまた先ほどの場所から微動だにせず、じっと君を観察している。 しばらく待ってから、一歩一歩ゆっくりとあとずさる。岩陰に姿が隠れる間際まで後退すると、ようやく洞穴ライオンも背を向けて遠ざかっていった。
獣が威嚇をするのは、向こうも戦いを避けたがっているからだ。

足音が遠ざかり、沈黙が訪れるのを待って君は全身の緊張をほどく。
気付けば体中に汗を掻き、喉がはりつくように乾いている。
早く先へ進み、出口を見つけなくてはならない。 次へ
君は大胆にも巨大な洞穴ライオンに向かって勢いよく踏み出す。
君の勢いに驚いたのか、洞穴ライオンは大きく飛び退くと数歩後ろにある岩の上に乗って警戒の姿勢をとる。
向うも戦いを望んでいるわけではないのかもしれない。 追いかけて攻撃する その場にとどまり、じっと待つ
君が走り寄ると、洞穴ライオンは大きくジャンプし、その大きな影が君に覆いかぶさってくる。
君の数倍はあろう巨体にのしかかられ、あっけなく硬い地面に押し倒される。
獅子は君の頭を咥えこみ、その牙が君の頭蓋骨を貫く。
君は咬傷により生命点15点を失う。

君の人生はここで最後の旅程を迎え、君の肉体は働きを終える。
苦痛に叫びをあげた君の口は開かれたまま、恐怖に見開かれた目は開いたまま。
それを閉じてくれる者もいなければ、墓穴を掘る者も、君の死を知る者もいない。
だが最早、それになんの意味があるというのだろう?

死の鞭が塵を舞い上げ、黒衣の天使が君に最後の接吻を与えに舞い降りてくる。 次へ

14


君の冒険は終わった。

Dead End
『獅子の餌食』



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タイトル画面に戻る
君は坑道の左の道を進む。
狭い坑道の中は蒸し暑く、壁や天井には水滴が張り付き、地面は濡れて滑りやすくなっている。 先へ進むほどに湿気と熱気は強くなり、額から汗が滴り落ちる。
やがて、白い蒸気が前方を覆い、強い硫黄の臭いが漂ってくる。

このまま先へ進んでも良いものだろうか? 先へ進む 引き返して右の道へ進む
しばらく進むと道は行き止まりになっており、君はそこに温かい泉が湧いているのを見つける。泉からは白い湯気が立ち上り、硫黄の臭いもそこから発せられているようだ。 君は魔法都市トラスの七大奇跡の一つとして、薪を焚かなくとも自動的に湯が沸き出る浴場があるという話を聞いたことがある。だとすれば、ここがその源泉なのだろうか。

泉の縁には黄色い鉱物が固着し、溢れた湯が床の溝を通って壁の亀裂に流れ込んでいる。湯は適温で、泉は適度な深さがある。
温泉につかってみる 引き返して右の道に進む
君は湯加減を確かめ、恐る恐る湯に浸かる。
なんという心地良さだろう。強張こわばった筋肉がほぐれ、体の芯まで温まる。不思議と体の奥底から活力が湧いてくる気さえする。
湯で傷口を洗い、ついでに体中の汚れもさっぱりと洗い落とす。

君は生命点4点を回復する。
君は新鮮な気分で泉からあがる。湯あたりせぬ内に体を拭いて、道を引き返すことにする。 引き返してもう一方の道に進む

三叉路


君は坑道が二手に分かれた箇所まで引き返す。
左の道を引き返してきたので、今度は右へ進むことにする。 (右へ)風が流れている道へ進む
君は大きく息を吸って汚水溜めに潜り、底にある栓を引っ張る。
はじめはなんの手ごたえもなかったが、突然、蓋が弾け飛ぶと、汚水が勢いよく排出される。

水の勢いは強く、君は抗うことが出来ずに吸い込まれる。
真っ暗な水路の中を右へ左へと押し流され、君は意識が遠のいていく。 次へ
しばらく先で道は広くなり、十メートル四方の大きな空間があらわれる。
その中央には君の背丈ほどある堆肥たいひの小山のようなものがある。先ほどの洞穴ライオンの溜め糞というやつだろうか?
その向こうの壁には窪みがあり、そこにはかなりの急角度で下に向かう竪穴がある。竪穴の直径は一メートルほどで、手足を突っ張れば降りることは出来そうだ。だが、穴の底は真っ暗でその先がどうなっているかは見通せない。
堆肥の小山を調べる 竪穴を降りる
君は堆肥の山に歩み寄る。
強烈な汚物の臭いが鼻を刺激し、反射的に胃の内容物がこみ上げそうになる。いったいぜんたい、なぜこんな場所を調べようなどと思ってしまったのだろう?

その時、汚物の山が蠢き、そこから二本の巨大な腕が付きだす。さらには、小山の上部に二つの目玉が表れ、その下に大きな口が開く。
はじめは汚物の中に何者かが隠れていたのかと思ったが、そうではない。
この小山自体がヘドロ喰らいの親玉だったのだ!
ヘドロ喰らいは両腕を伸ばして君を掴まえようと向かってくる。さいわいヘドロ喰らいは動きが遅い。 ヘドロ喰らいを攻撃する 坑道を引き返して逃げる 竪穴に逃げ込む
君は大胆にも巨大なヘドロ喰らいに戦いを挑む。
君が走り出すと、ヘドロ喰らいは獲物が逃げたことに腹を立てたのか、長く太い咆哮を発する。

坑道へ引き返した君は、少し進んだところで足を止める。なんと、道の先から無数の小さなヘドロ喰らいがやってくるではないか。先ほどのやつの叫び声は怒りや呻きではなく、仲間を呼び寄せるための遠吠えだったのだ!
ヘドロ喰らいの群れに戦いを挑む 引き返して竪穴に逃げ込む
君はヘドロ喰らいの群れに戦いを挑む。
集まってきたヘドロ喰らいは、先ほどの親玉より体は小さいが数が多い。何とか一匹を倒したところで別の一匹が君の足首を掴む。
ヘドロ喰らいの握力は強靭で君は振りほどくことが出来ない。そうしている間に、次から次へと新たなヘドロ喰らいがあらわれては君に喰らいかかる。 次へ
坑道へ引き返した君は、少し進んだところで足を止める。なんと、道の先から無数の小さなヘドロ喰らいがやってくるではないか。
先ほどのやつの叫び声は怒りや呻きではなく、仲間を呼び寄せるための遠吠えだったのだ!
ヘドロ喰らいの群れに戦いを挑む 引き返して竪穴に逃げ込む

隧道トンネル


君は左の横穴を進むことにする。
腰を屈めながらしばらく進むと、横穴は次第に立って歩けるほどの高さになる。

暗がりを手探りしながら進むと、前方に胸丈ほどの大きさの丸みを帯びた障害物が表れる。
暗すぎてそれが何かは分からないが、驚くことに触ると海綿のように柔らかく、押すとずぶずぶと腕が沈み込んでいく。手触りはよく鞣なめした革のようだが、それは温かくもなければ冷たくもない。 よじ登って障害物を乗り越える 手近の石を拾って障害物に叩きつけるあるいは、 分岐まで引き返してみる
ずぶずぶと足をめり込ませながら、苦労して障害物によじ登る。このまま体が沈み込んで閉じ込められはしないかと不安になるが、必死にもがき続けた結果、どうにか反対側に到達する。 こちら側にはわずかに光が差し込んでいるので、振り向いて障害物を観察する。大型の菌類だろうか?フウセンダケの一種のようだ。

君は坑道の先へ進む。 次へ
先端の尖った石を見つけて叩きつけると、わずかな抵抗の後に破裂音がして胞子の粉末が雲となって吹き出す。
坑道の先から差し込むわずかな光で障害物を観察する。どうやらこれは巨大な茸、フウセンダケの一種だったらしい。
君は激しくせき込み、眼や鼻に激しい痛みを感じる。
君は胞子の粉末により、生命点2点を失う。
君はつぶれた茸を踏みつぶして坑道を先へ進む。 次へ
狭い洞窟を進むと、次第に行き先が明るくなってくる。
天井のところどころに亀裂があり、ぼんやりした間接光が差し込んでいるが、人が通れるほどの大きな隙間はない。
しばらく進むと、短い脇道の先に二か所の湧水が沸いている。
右側の湧水には苔や水草が生え、川虫のようなごく小さな生き物が泳いでいるのが見える。
左側の湧水には動植物の姿はなく、水底の石が赤茶色く変色しているのが見て取れる。
どちらも水は冷たく澄んでいて匂いはしない。
ひどく喉の渇きを感じている君は、 右側の湧水を飲む 左側の湧水を飲む どちらも飲まずに先へ進む
小さな虫が入らないように、新鮮な水が湧き出している部分から手ですくって味見してみる。
かすかな甘みを感じる上質の地下水だった。澄み切った味わいが広がって気分が癒される。
喉の渇きが癒された君は生命点1点を回復する。

先へ進む
少量の水をすくって慎重に味見してみる。
最初は何の味もしないただの水に感じたが、直後に金属のような匂いと不快な刺激が拡がり、慌てて吐き捨てる。
湧き水の周りに生物の気配が全く無いことに、もう少し注意を払うべきだったと君は後悔する。
疲労と不快感により、君は生命点1点を失う。
気を取り直して先へ進む
ところどころ苔むして滑りやすくなった石壁に苦戦しながら、なんとか堅穴の最上部まで辿り着く。やはり鉄格子には鍵がかかっており、外に出ることは出来そうにない。
分かったのは、堅穴の上の空間も窓のない地下室らしいということだ。漏れていた明かりはその壁に掛けられた松明の光らしい。

と、その時、扉の開く音がしてフードをかぶった兵士らしき男が姿を表す。
「このドブネズミめ!はやく穴倉に戻りやがれ!」
兵士は手に持った槍の石突部分を、鉄格子越しに君の頭に打ちつける。
「ドブネズミとは自分のことか」などと考えながら、君は再び穴の底へ落ちて行く。

落下の衝撃で、君は2点の生命点を失う。

もう一度、堅穴を昇ってみるなら 横穴の先へ進むなら
君は懲りずに再び竪穴を登りはじめる。

「懲こりない奴め!」 君が穴の上部まで辿り着くと、兵士は槍を逆向きに持ち替え、今度は鋭い穂先の突いた方を突きつけてくる。
危険を感じた君は自ら手を放し、穴の底へと落下する。
落下の